☆とら年…反省を重ねないと魔の付け入る隙を与えると知るべし
東京新聞TOKYO Web
平成30年3月11日から引用
人は、常に前を向いて生きるべきです。
過去の良い思い出の中に生きることは、よした方がいいでしょう。それは結局、過去の出来事にとらわれているということになり、物事が前進して行きません。
同様に、過去の出来事について、後悔の念で生きることも、よした方がいいでしょう。後悔もまた、その過去の出来事から、離れられない自分となります。
過去のとらわれから離れることは、前へ進む上で必要不可欠なことですが、そこで一つ重要なことがあります。
それは、経験した様々な出来事から、きちんと学びを得るということ。
とらわれないように、ただ考えない、とらわれから離れればいいんだと、何が起きてもなんとかなるという、楽観主義ではいけません。
楽観主義と、とらわれない生き方の違いは、そこに学びがあるかどうかということ。
そのため、過去の出来事について、後悔は必要ありませんが、反省は必要です。
人は、起こる出来事から学んでいくことで、物事が好転していきます。そこに学びがなければ、学ぶことが出来るまで、同じ質感の出来事が続くでしょう。
起こる出来事は、自分を成長させるために起きているもの、そのため、そこに学びがなければ、自ずと物事は停滞してしまう。
そして、停滞してしまった流れは、なかなか動くのは難しい底なし沼のように、あなたを苦しめることになる。
過去に後悔せず、反省をして、それでいてとらわれない生き方、それが人生の妙である。