☆み年…人生の一番大事なものに気付くには余程の苦難が必要である
東京新聞TOKYO Web
平成30年3月2日から引用
人は愚かな生き物です。
毎日の中に埋もれてしまい、社会の価値観に嵌まり、親の価値観に縛られ、自分らしく生きることなど、到底できません。
それどころか、何が自分らしいかも分からないまま、一生を終えていくことも多いでしょう。
ただ生きているだけでは、社会に消費されて終わってしまう、しかし、変わるにも、どうしたらいいか分からない。
さて、どうしたらいいのでしょう。
自分らしく生きるとは、自分の大切なものに気付くということ。自分の抱えている余計な価値観の中から、自分の一番大事なものを、両手ですくい上げることが必要です。
しかし、それに気付くことは、大抵は、大きな苦しみや痛みを伴うことでしょう。
大きく価値観が揺らぐような出来事がない限り、なかなか人は、そのことに気付くことができません。
気付き進んでいくとは、時に大きな痛みや苦しみを伴う。そのことは肝に銘じておけば、いつか大きな痛みを得たときに、何のための痛みなのか、思い出すことができるかもしれません。
本当に変わりたいと思ったなら、今この瞬間から、昨日までの自分とは違う行動をとるように。そうすれば、痛みを伴う前に、自分の大切に出会うことができるかもしれません。