☆たつ年…一切の事に無心なれ。多事なれども難少なし
東京新聞TOKYO Web
平成30年3月1日から引用
心を無にするという言葉がありますが、これは何も考えないということではありません。
無とは、とらわれないということ。
我々は、日頃からさまざまな事を思い浮かべますが、それらの心に浮かんできたことについて、感じたことを感じたままにしておく、この感じたことに感情を働かさないということです。
社会で生きる中で、良いも悪いも様々なことが起こりますが、それらの事象について、感情がそのことにとらわれて、そこで立ち止まり一喜一憂するようなことのないように振る舞うことができれば、どんなに忙しくとも、難なく乗り切ることができるでしょう。
物事をややこしくするのも、停滞させるのも、人の感情によって起こること、感情を動かすということは、その物事その事象にとらわれる(こだわる)ということ、とらわれやこだわりを無くし、確かな目で偏り無く判断することで、物事の運びは良くなることでしょう。