☆うし年…胸算用とそろばん算用。五十歩百歩。算用をやめた時に一歩抜きんでる
東京新聞TOKYO Web
平成30年2月26日から引用
人生は、なかなか計算通りにはいかないもの。
どれほど有能な人の見積もりであっても、何が起こるか分からないのが、この世の中。
しかし、だからこそ面白いとも言えます。
おおよその目安を知っておくのは大切なことのようにも思えますが、頭に頼り過ぎると、感性が活きてこないこともあります。
特に、賢いと言われている人というのは、それなりに物事の運びを考えることが出来るために、何でも型にはめて、過去の事象も参照しながら、物事を固定化しがちです。
しかし、それでは上質には成り得ても、格別なものには成り得ないでしょう。
人の創造性があり、物事の運びの神秘性によって、創り上げられる世界があるということを、忘れてはなりません。
頭に頼り過ぎず、物事を流れに委ねてみるのも、時には必要となるでしょう。