☆ね年…生きる道は心を空にした時に出来る。別れの時
東京新聞TOKYO Web
平成30年2月25日から引用
自分の人生が向上するために、更に先に進んで行きたいと思ったとき、何をしたらいいでしょうか。
闇雲に動き回っても、なかなか人生は好転しません。新しい物事を始めて再スタートを、と思っても、なかなか上手くいかないことが多いでしょう。
人が変わるというのは、新しい物事を始めることで変われるのではなく、過去の様々なとらわれから抜け出すことで、変わることができます。
そのとらわれというのは、実に日常生活に根付いており、自分では何にとらわれているのか、気付くことは難しいでしょう。
自分では気付かないことから抜け出すにはどうすればいいか、それは、常に日常の中でアンテナを張り、他人が話すことや、目に付くもの、耳に入ってくるもの、そして他者から指摘されたことについて、いかに自分の感情を抜きにして、受け入れていくことが出来るかにかかっております。
自分の身の回りに起きる出来事は全て、その中に自分が学ぶべきものが隠されている。
特別な場所に行かなければ、自分が変わるような大切なものが学べないのではなく、日常の中に、実は学びというのは散りばめられているのです。
それに気付くことができるかどうか、それによって、先に進むことができるかどうか、人生を変えることができるかどうか、が決まってきままいりす。
大切なことは、心に詰め込んでいる価値観や思い込み、とらわれを空にして、新たなことを素直に受け入れるということ。それによって、新しい道が開けてまいります。
過去にとらわれた自分と、別れの時。