☆う年…過去に愚痴、未来に不安、現在に不平。人生の敗北者となる
東京新聞TOKYO Web
平成29年8月8日から引用
過去の出来事に愚痴をいい、現在の不平不満を嘆き、未来に対する不安を抱く。
人は、様々なものを抱えながら生きております。
独りで、何の悩みもなく、すっきり生きられたらいいのかもしれませんが、人は、他者との関わり合いの中で生きていくもの。
他者との関わりがありますと、どうしても、自分の不遇について、他者や社会のせいにしたがるのも、人の常であります。
心は常に、自分は正しい、ということを主張しており、何か問題があれば、自分は間違っていない、と頑なになることでしょう。
その頑なさは、自分自身を守るためのもの。自分自身を守ろうと、心は壁を作る。
そうやってしか生きていけない状況もあるかもしれませんが、それでは人生は拓いていけません。
心が頑なになるとは、かたよって、とらわれている状態である、ということを意識しましょう。
自分の心が、何に対して反応しているのか、まずは心と向き合い、感じましょう。
心の反応に振り回されるのではなく、受け入れて認めていく。何事にもこだわることなく、受け流していく。
過去に執着せず、現在にこだわらず、未来にとらわれない。心を解放することで、人生を拓いてまいりましょう。