☆いぬ年…誰れ彼れの区別なく人に優しい人は尊い人である
東京新聞TOKYO Web
平成29年9月8日から引用
誰にでも優しい人、そういう方は、周りにいらっしゃいますでしょうか。
優しさというのも様々ですが、やはり、人の気持ちに寄り添える人というのは尊いものです。
この世に生きる人は、みな、考えや感じ方が違います。そのために、自分とはまったく違う価値観を持っている人というのも、いらっしゃるでしょう。
自分とは相反する考えに出会ったとき、その考えを受け入れて話しを展開するのは、なかなか難しいかもしれません。
それは、人はやはり、自分の考えや感じていることを信じているから。もちろん、自分の感覚感性を信じなければ、地に足を付けて生きてはいけません。
まずは、自分を知る、これは、大前提であります。しかし、自分がどういう人間が知ることができたなら、そこからは、自分以外を受け入れていくということを始めてまいりましょう。
受け入れるということは、流されるということではありません。様々な人がいるからこそ、この世界が成り立っている、ということの尊さを知りましょう。
人に優しくできるということは、世界に優しくできるということであり、自分に優しくできるということなのです。