☆ね年…腹の底に力を入れよ。身体を支える軸は腹の底にあり。以て開運
東京新聞TOKYO Web
平成29年6月6日から引用
白隠禅師は、著書『ちりちりぐさ』で、次のように述べておられます。
この我が肚(はら)は、音もなければ臭いもないし、男でも女でもなく色もない。僧でなければ俗でもない、老幼、尊卑のいずれでもない。あらゆる相(すがた)を超絶している。その肚(はら)がそのまま我が本来の面目である。
平成25年 別冊太陽『白隠』から引用
人が、自分だと認識しているものは、あくまでも表面的なこと。自分の本来の自己は、認識できていません。
自分を支えているものは、自分が日頃感じていることではなく、無意識の中にあります。深く、自分を見つめることで本来の生き方も見えてきます。
自分はどういう人間なのか、どう生きたいと願い生まれてきたのか。
お腹(丹田)を意識していくと、呼吸が落ち着き、物事を冷静に捉えることができるようになります。
腹を据えて、自分と向き合い、表面的なことから離れて、本来の自己を生きていけば、道は開けていくでしょう。