解説(6日・とら)

☆とら年…鶴が水に臨むを見て人は心和む。無事泰平の平安日

東京新聞TOKYO Web
平成29年10月6日から引用

毎日、満員電車に揺られながら、スマートフォンを見たり、イヤホンで音楽を聴いている。高いビルに囲まれながら、仕事をする。家に帰っては、テレビとパソコンを見る。その生活の中に、その人独自の癒やしの時間があるのかもしれません。都会の過ごし方というのは、そういうものなのかもしれない。

今の世の中は、刺激社会でございます。社会が用意するままに、人は、五官への刺激を求めるようになりました。それらは、表面的な五官への情報として、日々、人々を楽しませております。

古くを思えば、情景を詠い、想いを馳せ、静かな時を重ねていた頃もあったのです。先人のそうした時間は、我々の中にも確かに存在し、心や身体が本当に疲れた時には、自然の中に、静養を求めに出かけることでしょう。

しかし、実は都会の中にも、どんな所にも、鶴が水に臨むような、自然の姿はあるのです。スマートフォンの画面ばかりを見つめずに、普段歩く道を、隅々、見渡して見ましょう。

どこにいても、自然を愛でる心を持てば、いかなる時も穏やかな時を過ごすことができるでしょう。

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