2017解説

解説(4日・うし)

☆うし年…朝早く磯を歩き大海を見る。財運、食運に恵まれざれども気分豊か

東京新聞TOKYO Web
平成29年12月4日から引用

この世の中で生きるために、お金や食べ物は、とても大切なものです。今より、より良い生活を考えたとき、そこにあるのは、豊かな資金力と自分の望む食生活である、という方がほとんどではないでしょうか。

では、このお金と食事が思うようにいかない時、人はどう感じるでしょうか。生きるために必要であり、自分の理想でもあるお金と食事が欠けている、となれば、生きることへの不安や不満を感じ、心が明るく前向きにはなれない場合があるでしょう。

しかし、果たして、お金と食事が満足でなければ、人の人生は満たされないのでしょうか。いや、そんなことはないでしょう。

物質的な豊さと、心の豊かさは、必ずしもイコールではありません。物質的に豊かでなくても、心が豊な人は、大勢おります。むしろ、物質的な豊さを求めれば求めるほど、人の心は乏しくなっていく。

心の豊かさに必要なものは、物質的な豊かさではなく、物質的な豊かさにとらわれることなく、この世の価値観に縛られずに自由に感じ考えることのできる自立した価値観なのです。

人の作った価値観とその豊かさにとらわれていては、世界の真実に気づくことはありません。世界の真実の中にこそ、本当の豊かさがあるのです。

お金も食事も十分にある知り尽くした世界は、井の中であったと知り、大海へと、出てまいりましょう。そこで、本当の豊かな心を養うのです。