☆うま年…失敗を他人のせいにせず分析を行うべし。後回しにせず
東京新聞TOKYO Web
平成29年5月31日から引用
何か、物事に失敗した時、どういう思いになるでしょうか。
失敗したことに対して、自分のせいか、他者のせいか、社会のせいか、考えることがあると思います。
しかし、物事には、誰かのせいで起こっている、ということは、実はないのです。
一見、誰かが引き起こしたように思えるかもしれません。しかしそれは、感情を通して物事を見ているから、そう見えているにすぎません。
起こる出来事というのは、ただ起こるべくして起こっているのであって、何かのせいでは、ないのです。
出来事には、必ず、その出来事を体感した人々にとっての学びがあります。
あるときは、方向転換が必要かもしれません。仲間との絆を深めるために起こっているかもしれません。何か勘違い、思い違いをしている可能性もあります。
出来事を正確に分析し、その学びを活かしていくためには、何かのせいにしてしまう感情的な思想から離れる必要があります。
何かのせいにする、とは、その物事から逃げているということ。その出来事を理解しようとせずに、正確に見ないようにしているだけのこと。
出来事から逃げずに、正確に分析する先に、学びを活かせてより良く生きる道があるのです。