☆ね年…救いは頼んで救われるのではない。頼まずとも救いの中にいる
東京新聞TOKYO Web
平成29年6月30日から引用
物事が何も上手くいかない、人生はいいことがない、と思ってはいませんか。
人が生きるとは、良くも悪くも自分次第、誰かが良くしてくれる訳でも、誰かのせいで悪くなっている訳でもありません。
一見、人や運命のせいに見えることがあったとしても、それは自分がそう見たくて見ているだけのこと。
同じ出来事が起こっても、幸せと感じる人もいれば、そう思わない人もいるでしょう。
幸せを感じたとき、今の幸せを楽しむことができる人もいれば、今幸せだからこそ将来への不安を感じる人もいるでしょう。
自分が、どう物事をとらえるか、ということで、人生がどういう質感を帯びるか、ということが決まっていきます。
後悔や不安、恐怖といったマイナスな想いは、それに見合った現実を引き寄せます。もし、自分がそういった感情の渦の中にいるのなら、それは自分が招いていることなのです。
まずは、自分がその現実をつくっているのだと、認めましょう。外に不幸の原因を見つけようとしているうちは、現実を変えることはできません。
救いや原因は、外にあるのではなく、自分の内側に、常に存在しているのです。
自分が物事をどう捉えて、どう感じて生きていくかで、人生は救われていくのです。
仮に、自分の人生において起こることが全て決まっているのだとしたら、それを恐れるのではなく、楽しみましょう。
失敗をしたら、後悔するのではなく、未来のために失敗してよかったと、思いましょう。自分に起こることは、全て自分の今とこれからのために起こっていることなのです。
どんな瞬間にも、自分の中に救いがあると知って、人生好転のとき。