解説(3日・ね)

☆ね年…死んでもなお人が集まる徳望あれ。真の寿者なり

東京新聞TOKYO Web
平成29年12月3日から引用

史上の聖人は、ブッダ然り、キリスト然り、生前の御活躍はもちろんのこと、涅槃の後、その教え・志の下に人が集まり、人々の心を支えてまいりました。

人が集まるとは、二通りございます。前者のような聖人・真人に集まる場合と、権力・金に集まる場合です。

今の世の中は、資本主義であり、多くの権力者が人から搾取をしながら、人とお金を集めております。搾取する側も、される側も、権力と金によって心が支配されてしまっています。

権力や金の周りには人が常に集まりますが、権力や金には流れる性質がありますので、時を経て権力や金がなくなれば、自ずと人も離れていきます。

聖人・真人が不在な世の中ですが、真を見ぬく力を持った人もいない、支持する側も、支持される側もいないのがこの世の現状なのです。

この混沌とした世をどう生きるのか、人が生きるとは、いつの世であっても、誰かが自分を救ってくれる訳ではありません。自分の人生は、自分で切り開きながら、自らの足で、進んでいく。そのために必要なのは、日々の気付きと、自分の質を落とすことなく、向上することをやめないということ。

そうして人が培った高い志は、次の世代へ受け継がれていきます。その人が死んでも、その志は受け継がれ生き続けるのです。

死してなお、生きるは真の志なり。

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