2017解説

解説(3日・い)

☆い年…怒りをもって事を始めれば必ず禍が到るものと注意せよ

東京新聞TOKYO Web
平成29年10月3日から引用

人を人たらしめているもの、それは心の情感であります。嬉しい時には笑い、哀しい時には泣き、時には怒る。その様々な心の動きによって、人は人らしく、生きております。

しかし、心の制御が利かないと、その心の動きに振り回され、自分の想いとは別の言動に出てしまうこともあるでしょう。

さて、この心の情感については、ただ俯瞰する、という付き合い方がございます。

心の動きにすべてを任せてしまうと、外界の様々な影響を受け、心は肥大していくでしょう。また、情感の振り幅も大きくなります。

心の情感が、同じ質のエネルギーを呼び、怒りは怒りを、哀しみは哀しみを寄せ合うでしょう。このスパイラルから抜け出すためにも、心の動きを俯瞰する、ということが重要なのです。

心の働きは、止めることが出来ません。無理に抑えようとすれば、いずれは決壊してしまいます。紛れもない自分の心、その働きは大切に、見守っていきましょう。

心の情感は流動的、水面に広がる波紋がやがては消えるように、情感もまた、穏やかに落ち着いていきます。自分の心とは、一生付き合っていくもの、うまく心の舵を取り、豊かな海原を進んでまいりましょう。