2017解説

解説(3日・いぬ)

☆いぬ年…時世を先取りするような進歩あるが理解されない日

東京新聞TOKYO Web
平成29年8月3日から引用

この世の中の技術は、日々目まぐるしく進化しております。十年一昔前という言葉がありますが、十年前と今では、周りの環境は大きく変わったかもしれません。

時代に先駆けて出てくるものに関しては、始めは非難され、世の中に受け入れられるのに時間がかかることもあるでしょう。

物質的には、世の中はどんどんと豊かに進化しているように思えますが、人の心の悩みはどうでしょうか。その進化によって、解決されているでしょうか。

人の心が抱える悩みは、世の中の進化によって、解決することはありません。どうして生まれてきたのか、年を取ってしまうのか、病気になってしまうのか、死んでしまうのか。生きる上での自分の存在意義、人間としての悩みは、ときに苦しみに変わることもあるでしょう。

心の悩みは、自分で解決するより他に、方法はないのです。どこかに特別な教えがあり、それによって救われるわけではなく、物質的な豊さが救ってくれるわけでもありません。

悩みを難しく考えたところで、人との違いを憂いたところで、その悩みが改善されることもありません。

悩みは、考えるから悩みになりますが、ただそうであると受け入れていけば、悩みではなくなります。悩むとは、真実と向き合うための、心の反応なのです。真実は、いつも常に目の前にある、そのことに気付くために、悩むのです。

かりに他人に理解されなくても、自らの真実と向き合ってまいりましょう。悩みという反応を乗り越えて、先に進んでいきましょう。その先では、今までとはまったく違う感覚によって、生きることができるようになるでしょう。