解説(29日・ね)

☆ね年…一に努力、二に努力、三に努力。遂に努力を努力と思わず。心悠然となる

東京新聞TOKYO Web
平成29年8月29日から引用

何かに懸命に取り組むこと、みなさま、されておりますか。一生懸命になれることがない、という方もいらっしゃることと思います。

しかし、何か、自分が取り組みたいと思えることがあるから懸命になる、そうでなければなかなか懸命にはなれない、というのでは、人生は切り開かれていきません。

ただ、心が特別に動くことでなくても、常に懸命に取り組む、日々努力を重ねることは、難しいことかもしれません。

さて、人の心とは不思議なもので、人は生きる姿勢を変えると、その心もまた変化していきます。姿勢に合わせて、そういう自分なのだと、心が錯覚していくのです。物事に、常に懸命に取り組むようになれば、それは懸命にしている、ということではなくなり、当たり前に取り組んでいる、という心の状態になるでしょう。

もしも、今、懸命になることに対して苦痛を感じているのなら、その心に錯覚を起こしましょう。しばらく、懸命になる、ということを、楽しんでみましょう。懸命になっている自分に対して、ワクワクしましょう。

次第に心は、懸命になることについて、苦痛を感じなくなるでしょう。苦痛だったものが、楽となり、常となり、その心は悠然となるのです。

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