2017解説

解説(29日・さる)

☆さる年…名誉の為に行ったり、失態を避ける為に逃れてはいけない

東京新聞TOKYO Web
平成29年11月29日から引用

私たちは、社会や世間の中で、常に他人の批評を受けながら生活しております。ある一定の価値観の下で判断をされますので、その価値観に合わないものは、批判の対象にもなるかもしれません。

人は生まれてから、家庭の中で、学校の中で、街の中で、メディアの中で、その一定の価値観を植え込まれます。それを道徳と呼ぶ人もいるでしょうが、そうして人をコントロールする術を、社会は持っているのです。

作られた価値観の中の名誉や失態など、私達の人生においては大した意味は持ちません。人生において重要なのは、自分自身の価値観を以て立てられたら志を成し遂げるかどうか、なのです。

自分自身の価値観を確立するのは、容易なことではないでしょう。ただの独りよがりや、エゴやコンプレックスから生まれた歪んだ価値観にならないように、気を付けなければなりません。

自分自身の価値観を確立するために必要なことは、頭を使い感情を以て考えることではなく、手を合わせて頭を下げるその時間と心の余白なのです。

価値観は、手を合わせて感謝をする時間に生まれ、考えることをやめて自分を内観した時に育つ、そうして出来た価値観は、自分が欲によって道を踏み違えない限り、人生を正しい方向へと導いてくれる指針となるのです。