2017解説

解説(26日・み)

☆み年…井の中の蛙なれどもその場所で大宇宙をしている。我も遠方に行かなくとも自分自身が大宇宙である

東京新聞TOKYO Web
平成29年11月26日から引用

私たちは、場所や空間を大切にします。特別な場所でしか経験できないことがある、と。

それはそれで事実かもしれませんが、果たしてその場所がなければ、その人は向上できないのか、といえば、そんなことはありません。

どうしても、真新しいものや、革新的なものに目が行きがちですが、今、ここで出来ることの全てについては、人はなかなか気付くことが出来ません。

自身の向上に必要なのは、広い世界を知ることではなく、自分自身の存在を掘り下げていくことにあります。

井の中の蛙が知らないのは、大海でもあり、自分自身でもあるのです。

自分自身を見つめていくと、解ってくるのは自分のことというよりも、自分自身を通して、人間の存在や、この世界についての理解が深まっていく。

自分自身がそのままこの世界・大宇宙に繋がっていることに気付くことができれば、自ずと自分が何をするべきなのかが、見えてくるでしょう。

井の中の賢者、大海を見ずして、大海を識る。