解説(25日・ひつじ)

☆ひつじ年…親子手を取り合って事業盛大の象。万物と協力せよ

東京新聞TOKYO Web
平成29年6月25日から引用

親とは、どのような存在でしょう。最も身近ですが、最も苦手とされる方も少なくないのでは。

親の心子知らず、子の心親知らず、ということわざがありますが、お互いが全てを理解し合える、という身勝手さから出た言葉。

子であっても、親であっても、自分とは違う人間であり、一つの独立した存在です。人間同士、親子だからといって相手の事を分かっている、という心があると、それは相手に対する重荷になります。

人と人の付き合いは、相手を分かっていることも重要ですが、受け入れるということが、最も重要なこと。人が違えば考えが違うのは当たり前で、その違いを受け入れる、否定せずにまず話しを聞く。

親子が上手くいかない要因は、最も近い存在だからこそ、他人には踏み込めないところに踏み込んで、言いたいことを言ってしまうから。相手を受け入れるより前に、自分の想いをぶつけてしまう、相手のことは自分が一番よく分かっているから、自分の言う通りにしていればいいんだと、自分の考えを押し付けてしまうからです。

また、片方が受け入れていても、片方がそれに甘えるという構造もあるでしょう。甘えることもできる存在、それ故に親子は難しいのです。

身勝手さや甘えでは、成長することはできません。そこを超えて、それぞれが独立した存在として成長していく。お互いを、尊重し合う、個性を活かし合う。

親子に限らず、どんな存在とも上手く付き合うには、まず受け入れる心が必要。受け入れて、それぞれの個性を活かしていけば、思いもよらぬ事業を成功させることもできるでしょう。

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