2017解説

解説(24日・とり)

☆とり年…草木の花を誉めるが根を誉める事を忘れぬように

東京新聞TOKYO Web
平成29年12月24日から引用

私たちは、日頃から目に見えるものだけを信じてしまう傾向があります。それもそのはず、人が物事を感じる五官の中で、ほとんどの情報を視覚に頼って生きているのです。

日頃から頼りにしている分、信じてしまう。

しかし、物事の真相を得ようと思ったら、もちろん視覚のみの情報で考える訳にはいきません。では、目に見えぬ部分をどう捉えたらいいのか。それは、感じるより他ありません。

大切なことは、真相をすべて知ることのできる力があるかないか、ではなく、真相が隠されているということを踏まえておくということ。真相を感じようとする心があるかないか、それにより、物事をどう捉えるべきかというアプローチが全く変わってきます。

美しい草花。人は、その美しさを切り取って、写真にとったり、摘んで生け花としますが、その美しさを作っているのは、逞しく地を這う根であり、豊かな土壌である。

その根に気付ける人であるために、日頃より研鑽いたしましょう。仕組みを知らなければ、気付きようのないこともある。学ぶとは、知るということ。そして、知るを得て、感じるを広げ、真相を見つめてまいりましょう。