☆み年…威張れば人が嫌う。飾れば心が疲れる。淡々とあるべし
東京新聞TOKYO Web
平成29年8月22日から引用
みなさま、生きておりますと、他人に認めてもらいたい、とどこかで感じることもあるかと思います。自分自身はそう思っているつもりはなくても、そういう態度になってしまう方も多くお見かけ致します。
認めてもらいたいとは、判断基準が自分主体ではなく、相手主体になっている。相手に、自分自身の判断を委ねている状態ともいえます。
他人に対して威張ってみせる、自分の自慢話をしたり、上から目線で話したり、これも、認めてもらいたい心から発していること。
また、外見を着飾る、ファッションの流行を追いかけたり、髪型を気にしたり、これも、他人の心を気にしてのこと。
他人に良く思ってもらいたい、すごいと、素敵だと言ってもらいたい、という心は、満たされることはありません。万人に良しと言われても、不安が残るでしょう。追い求めていたら、終わることのない虚しさが常に同居することでしょう。
自分自身の判断は、自分でいたしましょう。自分らしくいられる人生は、他人が与えてくれる訳ではありません。
他人や世間に、とらわれることなく、自分らしく生きてまいりましょう。人は、他人を批評したいのです、そのことに、何かを思うのは止めましょう。こだわりや偏りをなくせば、心穏やかに過ごせることでしょう。