☆うま年…自分の立場を守り、人の立場を侵してはいけない
東京新聞TOKYO Web
平成29年12月21日から引用
人は、みな違う感覚感性を持ち合わせております。誰かにとって苦手なことも、自分は得意かもしれない、自分にとって苦手なことも、誰かが得意かもしれない。
そこに、正解があるわけではなく、得意であっても苦手であっても、それがその人の個性です。
さて、今の世の中は、社会が決めた大きな価値観によって、その人の価値がおおよそ決められるようになりました。どこの大学を出ているか、どんな職業についているか、どのくらいお金があるか。会社では、どれだけ仕事をこなすことができるのか。それらは、その人の人間性を直接表したものではありません、あくまでも、社会性に過ぎないことで、人は、価値を決められてしまう。
そんな世を、ただ憂いても仕方がありません。そうであると割り切り、その世の中の仕組み中に生きるより他ないのです。だからこそ、世に呑まれるでなく、確固たる立場を持つ必要があります。何か事を成したければ、人が何も文句が言えないような立場をとること。
自分の志を成し遂げることのできる立場を確立いたしましょう。その立場は、その人自身。
人の立場を尊重し、自分の立場の尊厳を守る。社会で事を成すために自分がすべき行動を見直しましょう。