2017解説

解説(20日・たつ)

☆たつ年…求める事は易く、与える事は難し。与えて得あるなり

東京新聞TOKYO Web
平成29年10月20日から引用

人の心には、欲望と執着という二種類の強い気持ちがございます。

これらの気持ちは、似て非なるものですが、どちらも自分自身の心を以て求めるという点においては、違いありません。

私たちは、日頃より、常に欲望と執着によって求めることをしておりますが、その自分に対する求める心が強ければ強いだけ、他者の求める心に応えることは難しいことでしょう。

執着する心というのは、自らの心の平穏のためにも、なくすべき想いです。心が執着によって抱えてしまった荷が、軽くなればなるだけ、心は穏やかで、自由にいられることでしょう。

欲望する心については、良い欲望と、悪い欲望を見極めましょう。仕事で成功したい、幸せになりたい、などの欲望は、生きる上での活力となります、これは良い欲望と言えるでしょう。良い欲望は、度が過ぎなければ、心の糧となるもの。適度に求めることは、悪いことではありません。

そして、自分自身の願いは、手放すことにより、叶うことでしょう。執着を手放し、自分の良い欲望を脇へ置いて、人の心に応えることによって、置いていた願いは育まれ、叶う運びとなるのです。

求めて叶うとは、与えて叶うと同じと知って、吉祥なり。