☆み年…言葉巧みにして誠実を失い易し。虚飾にて不運を招く
東京新聞TOKYO Web
平成29年11月2日から引用
話しをする、というのは、大切なコミュニケーションの一つですが、なかなか上手くいかないと感じていらっしゃる方も多いのでは。
人と向き合った時、話題を探したり、タイミングを見計らったりと、思考を凝らす方もいらっしゃることと思います。
いつの頃からか、コミュニケーション能力、という言葉が使われるようになりました。相手との会話が盛り上がらない人は、能力が低いと見なされているのでしょうか。
何かを話さなければという思いから、必要以上に話しかけてみたり、話すことはないと割り切り、人との間に壁を作ってみたり、考えれば考えるほど、上手くはいかないかもしれません。
何かを話そうとして出す言葉は、的を得ていない場合が多く、どうにかしようと言葉数を増やせば増やすだけ、相手との信頼関係は築きにくいことでしょう。
人との会話で大切なことは、自分を飾らないということ。そして、相手を受け入れる姿勢をとるということです。
自分を飾らないためにも、自分という人間のことを見つめて生きてまいりましょう。自分はどういう人間であるのか、明確であればあるだけ、悩むことも少なくなることでしょう。