解説(2日・い)

☆い年…聖人に夢なしという。いたづらに夢を追って苦悩多し

東京新聞TOKYO Web
平成29年12月2日から引用

夢や希望を持って生きるというのは、人が生きる上での活力として必要なことです。

今を懸命に生きながら、未来の夢に向かい邁進する。夢があるからこそ、頑張ることができる。

しかし、夢や希望と、自分が成すべきことの方向性がズレていてはいけません。自分の魂が望んでいることは、時に辛い道のりに見えることがあるでしょう。その道は歩みたくないと、逃げ出したくなり、そうして楽で甘美な道に行きたいと思う心から生まれた夢や希望は、本来持つべき夢や希望ではなく、欲望なのです。

夢や希望と、欲望を取り違えることのないように。

聖人にとっては、自分の成すべきことと為すべきことが明確であるために、迷いがありません。今に迷いがないということは、未来も揺るぎないということ。そこにあるのは、夢や希望ではなく、現実であり真実なのです。

幻想から離れ、今を見つめる眼に映るは、曇り無き真実である。

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