解説(19日・とり)

☆とり年…青少年と語るに警句を以てせず、自然に任すべし

東京新聞TOKYO Web
平成29年9月19日から引用

人は、年を重ねるにつれて経験を増していきますが、そうして出来た経験という名の鎧は、身を守るために重たく、自由に脱ぐこともままならないかもしれません。

大人になり、社会に出るに従って、理論を用いた表現が身に付いていき、何でも効率を求めるようになると、忘れてしまう感覚もあるというもの。

また、子供の時分は自由に話が出来ていた人たちとも、大人になると、上手く話が出来ない、という方も多いのでは。もしくは、変に饒舌になってしまう。

どちらも、心が、頭で考えるという行為によって、邪魔をされているのです。身体が、経験という鎧によって、身動きが取れなくなっているのです。

自分にとっての良し悪しは、本来考えて判断するものではありません。頭で考えるのは、あくまで勘定であって、純粋な心ではないのです。

子供の時分に戻ったように、理論や効率ではない時を楽しみましょう。頭で考えるからこそ、人は警戒し、牽制し合うのです。

子供同士のように、頭で見繕わず、今、という時を、ただ楽しんでまいりましょう。お互いがお互いを何の考えもなく受け入れることのできる感覚は、いつでもあなたの中にあるのです。

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