2017解説

解説(19日・とら)

☆とら年…山をよく見れば森林、渓谷、断崖あり。人間もまた同じ

東京新聞TOKYO Web
平成29年8月19日から引用

いつも接している人に対して、こういう一面もあったのか!と、驚いたことがある方もいらっしゃることと思います。

自分の目に映るもの、人も、情景もすべて、自分がそうだと思い込んでいる姿は、果たしてどこまでが本当で、どこからが幻想で、どこを理解できていないのでしょうか。

人が感じるとは、所詮自分自身の感性感覚のフィルターを通してのこと、それは、現実とは、かけ離れている場合が多いでしょう。

しかし、すべてを知るというのは、そもそも無謀なこと、この世の中は、多くの思い込みと、刷り込まれた価値観の中に存在しているのです。

もし、真実の姿を知りたいと思ったなら、人としての感情から離れる必要があります。

感情を離れ、とらわれた心から離れ、人から与えられた価値観を捨て、一切の概念から離れ、ただただ正視する。

ただ、見たことを理解するには、真の智慧が必要となるでしょう。それがどういうこと意味しているのか、真実を見ただけでは、分かることではありません。解釈する能力が必要となります。

いつか、真実に辿り着くために、今できることは、この世の中の幻想に気付くことです。目を凝らして、この世の中を正視しましょう。そうした先に、いずれ、見えてくるものがあるでしょう。