☆み年…まず自らを愛してより人を愛せよ。自他一如なり
東京新聞TOKYO Web
平成29年9月15日から引用
みなさま、自分という人間について、どういう風に思っておいででしょう。
自分はどういう人間か考えた時、いろいろ至らないと思うことを想像する方も多いのではないでしょうか。
人は、どうしても自分と他人を、他人と他人を比べる、ということをしてしまいがち。容姿や境遇はもちろんのこと、日頃の些細なことも、常に比べてはいませんか。
人と比べて、優劣をつける。片方が優れていて、片方は劣っている、そう判断するその基準は、一体なんでしょうか。
自分を批評し、他人を批評し、生きていく。それでは、自分を愛することも、他人を愛することも、うまくはいかないでしょう。
まずは、社会から、家族から、他人から、与えられている、偏った物事への価値観を手放しましょう。それらに、こだわる必要はありません。
そして、あなたの中にある、こだわりや、偏りも、手放しましょう。そうして、すべてを見直してみましょう。
本当に、あなたが劣っていると思っているものは、欠点なのでしょうか。物事を優劣で考えるのではなく、そういう個性であるのだと、すべてを受け入れていきましょう。
自分の全てを受け入れて愛する、そうすることで、他人に対しても、批評するのでなく、受け入れ愛することができるようになるでしょう。