解説(14日・とら)

☆とら年…避けがたい堕落あり。人生の悲しさを乗り越えるべし

東京新聞TOKYO Web
平成29年7月14日から引用

人の苦しみの一つとして、愛別離苦、というものがあります。これは、親愛な人と死別することの辛さや悲しさのこと。

その苦しみや悲しさは、体感した人にしか、分からないでしょう。どんなに理解をしたくても、気持ちに寄り添うことは出来ても、人の気持ちをそのまま理解することは、誰にもできません。また、自分自身の心であっても、コントロールが利かないでしょう。それほど、愛別離苦の苦しみは、大きいのです。

愛する人との別れは、避けがたいもの。どんなに医療が進歩しても、人は誰でもいつかは亡くなります、これは、抗いようのないことです。

しかし、救いが、どこにもない訳ではありません。救いは、自分の中に、常にある。そのことを、忘れてはなりません。

自分という心を救いましょう、それは、あなたにしか出来ないこと。誰よりも、その苦しみや悲しみが理解できる、自分自身にしかできないこと。

苦しみや悲しみは、忘れることはありません。時間が経ち忘れていくのではなく、受け入れていくことで変容し、その人の一部となっていきます。

目をそらさず、受け入れていくことで、救われていくものがあるのです。

光のない、苦しみの闇の中にいる方へ、お地蔵さまは、光の届かない闇の中では、音によって、人をその苦しみから導き救い出してくださいます。闇の中でも救いの音は届く、そのために、闇という字の中には、音があるのです。

どんな状況であっても、どんなに暗闇の淵にあったとしても、常に自分の傍にいてくださる存在がいる、その事を思い出しましょう。常に、自分が進むべき道を照らしてくださっている、その道を、進んでまいりましょう。

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