2017解説

解説(13日・さる)

☆さる年…百語百喋の者は人の不信を招く。言語に御用心

東京新聞TOKYO Web
平成29年8月13日から引用

みなさま、人との関わり合いは、難しいものです。コミュニケーション能力、という言葉が使われるようになりましたが、どうなのでしょう。

お互いが、何とか頑張って会話をしようとする、共通の話題を探さなければと思う、会話が続かなければ、焦ってしまう。

さて、一生懸命に話しをする人というのは、自分のことを話しているようでいて、実は自分のことを知られたくないと壁を作っている場合があります。

会話をしなければならない、という意識は、身構えて壁を作っているから起こるもの。人と接する前から、コミュニケーション能力を気にして、人に対して身構えている。しかしこれでは、うまくコミュニケーションはとれません。

口は災いの元という言葉がありますが、話しをすることだけが、最善ではありません。むしろ、言葉巧みになればなるだけ、人の不信を招くこともある。

心の緊張をほぐして、人と接してまいりましょう。自分だけがコミュニケーション能力に悩んでいる訳ではありません。今の世の中、どう接していいかと思い、相手もまた、身構えているのです。

まずは、あなたが、心を解きほぐしましょう。そして、無理に会話をするのは、やめましょう。笑顔でいる、それだけで、救われる心もあるのです。

お互いの心の緊張が解けたなら、会話を気にすることなく、同じ時を過ごすことができるようになるでしょう。