☆み年…神仏に頼みて安心するという依頼心を止めよ。感謝するが開運の道
東京新聞TOKYO Web
平成29年6月11日から引用
皆さまは、神社仏閣におまいりに行ったとき、どういう時を過ごしておられますか。
境内の神聖な空気の中で、癒される、という方も多いことと思います。
そして、神仏さまの前で、何か、お願い事をするでしょう。
いつの頃からか、おまいりが、お願い事とイコールだと捉えられるようになりました。おまいりに行くということが、お願いに行くということになっている人は、とても多いことと思います。
もちろん、おまいりに行って、お願い事をすることは、悪いことではありません。
しかし、おまいりというのは、こちらから神仏さまへの、一方的なお願いの依頼ではないのです。
こうなってしまっているのは、日々の暮らしの中で、手を合わせる、ということがなくなってきている、ということの表れであります。
信仰とは、本来は感謝そのもの。感謝するということが、信仰する、ということ。
本日もこうして今日という日を迎えられていることに感謝をする、日々の恵みに感謝をする。
日頃の生活の中で、手を合わせる、という行為が自分の中に浸透することが、開運への道なのです。