2017解説

解説(11日・とら)

☆とら年…人情は変わり易く、人生行路は険しい。退一歩して平凡に進め

東京新聞TOKYO Web
平成29年11月11日から引用

人の心というのは、移ろいゆくもの。自分自身の状態や、周りの状況によって変わっていくのは、むしろ自然なことです。

しかし、その情感の中で生きようと思えば、それは大変なことになるでしょう。自分と他者の情感の渦の中で、人生の経験を重ねていく、その道が志高く険しい道であればあるだけ、情感も大きく動くことになるでしょう。

大切なことは、情感・心の動きに関して、そのままを眺めるということ。決して、その渦の中に入らず、一歩引いた所から、俯瞰して流すということです。

心は常に働き、さまざまな情感を生み出します。それを感じないようにすることは出来ませんし、それを抑えようとすることは、心に蟠りを生むことに繋がります。

心は、心の赴くままにするのが良く、そうして発散させたものを眺めて解析し、正しい方向に持っていくことが、自分の心との付き合い方なのです。

心の中で、一方身を引き俯瞰することで、今まで見えてこなかった道に気付くことができる。波瀾の渦に揉まれることなく、一見平凡な中にある非凡な人生を、生きてまいりましょう。