2018解説

解説(1日・み)

☆み年…気長く心穏やかで、朝夕の食を誉め不自由と倹約を喜びて難なし

東京新聞TOKYO Web
平成30年1月1日から引用

人は、どうしても足りないものを求めてしまいます。時間がない、お金がない、もっと良いものが食べたい、もっと良いものを持ちたい。

しかし、求める心でいると、心の穏やかさを得るのは難しいことでしょう。

現状・現実に感謝できる人には、苦しみが起きることはありません。重要なことは、基準にするものを見誤ってはならないということ。世間でいわれている幸せ、満ち足りた生活は、本当に幸せで喜ばしいことなのでしょうか。

1日2食の食事、その目の前の食物の尊さに感謝し、喜び誉め合いながらいただきましょう。生きていける、その食事は十分なはずです。

やりたいことをする時間がない、空間がない、それでは、時間と空間があれば、今とは違う自分になれるのか、そうではないでしょう。今の生活が不自由であるこそ、何かを成そうとする心も強く持てるはず。確実な志を持ち得た人は、どんな状況であっても、成し遂げることができるでしょう。今の自分の不自由さが、前に進むために必要なのです、向上するために与えていただいているということに感謝しましょう。

必要以上の物を求めない、足るを知り、現状に満足できれば、世間の絶えることのない消費の欲に煩わされることもなくなります。あえて物を減らすことにより、物ではない豊かさを得ることができる、そうした心でおれば、何も恐れることはありません。

真の自由を得るのです。